保育士のお仕事

待機児童が多く保育士の人材不足が問題となっている都道府県

近年話題に上ることが多い待機児童は、全国的に深刻な問題です。
保育所に入りたいと希望しているにも関わらず、定員いっぱいになってしまっていることから入所ができない子供を待機児童と言います。

この待機児童数の全国平均は約2倍となっており、特に東京や神奈川、大阪などの都心部ではかなり大きな数字です。

中でも全国で最も待機児童数が多いのが東京で、都内の待機児童の倍率は約5倍とされています。

このことを受けて東京では保育士の資格を持つ人の就職を促すための施策を行うとともに、保育関連施設を急ピッチで増設しています。

都内では地価が高いため簡単に保育所の数を増やすことができないという事情がありますが、保育事業を行う人に対して都有地を減額貸付するなどの措置をしています。

そこで都内には公立の保育所の他にも保育関連施設が多く作られており、そちらでも保育士の資格を持った人を急募しています。

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東京都内の保育士求人状況

待機児童数が約5倍の都内において、保育士人材の有効求人倍率は約6倍にも迫る勢いとなっています。

他の都道府県でも保育士の求人は出されているものの、最も低い群馬県では1.12倍であることを考えると比較的近い東京での求人が非常に恵まれていることが分かるでしょう。

東京都としてもこの深刻な保育士不足に対応するため、保育士の給与待遇を4.4万円上乗せする補助金政策を打ち出しました。

さらに外部から東京都で保育士として勤務をする人を確保するため、最大8.2万円までの宿舎借り上げ補助をすることを決めており、これから保育士の仕事を探すなら圧倒的に有利ということが分かります。

東京都内でも待機児童数や保育士の有効求人倍率が異なっており、区によって独自の保育士補助政策をとっていたりします。

そうした区ごとの有利な採用条件も就職紹介サービスサイトを利用していくことで、条件を絞って検索することが可能です。

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