年々増えるコンビニでの業務
アルバイトと言えばコンビニというほど、全国にはたくさんのコンビニエンスストアがあります。
北海道などの一部地域を除き、日本国内にあるコンビニは大手3社でほとんど占められているので、勤務をするときの業務内容はそれらのマニュアルに従う形です。
コンビニでの仕事を探すのは難しくなく、シフト制になっているので比較的自分の空き時間を使った仕事もし易いことと思います。
しかし一見簡単そうに見えるコンビニでの仕事ですが、サービス内容が年々増加しているということから、覚えることはとても多いのです。
コンビニ内部で販売されている品物の売買の他、公共料金の収納代行やチケットの予約・発券、さらに近年では通販の受取といったこともするようになっています。
レジ業務の合間を縫って配達される品物を店頭に出したり、またトイレや店内の清掃もしていかないといけません。
初めてコンビニに勤務をする人はその業務内容の多さにびっくりしてしまうものですが、逆に言うと一度そのコンビニでの仕事を覚えてしまえば、将来的に引っ越しをして別の地域に行っても、同じ店舗があればそこで全く同じように仕事をしていけるようになります。
コンビニスタッフが主婦におすすめな理由
コンビニエンスストアはフランチャイズ契約で、本部から指示を受けてその通りのお店づくりをしていくことになります。
そのためお店独自の転倒陳列や値引きといったことをすることができず、本部が決めたイベントに従ってキャンペーンをしていく形態です。
一方で全国的に知名度のあるお店の看板で業務をしていくことができるので、安定的な店舗運営ができます。
スタッフとして勤務をする場合もそうした本部の指示に従い、挨拶や接客をしていくことになるでしょう。
ですので自分で考えてお店のためになにかしらをしていく、というような独創性を発揮することはできません。
しかし本部はレジや陳列をすべてPOSで管理していますので、どういった商品が売れ筋になるかということをデータから把握して販売戦略をとっています。
小売店が全く未経験という人にとっては、そうしたデータをもとにした店舗運営の基本を学ぶことができるので、将来的に自分のお店を持ってみたいという人には大変勉強になるでしょう。
コンビニではよく店長候補を募集して、新たな地域に出店するときのフランチャイズ契約をしています。
ある程度の元手があれば自分が店長としてコンビニエンスストアを運営していくこともできますので、パートやアルバイトとして勤務をしながら、そうしたことを学んでいくのもよい方法ですね。
空き時間を使いながら流通業界のしくみがわかるので、主婦バイトとしても大変人気があります。