息抜き

自分を追い込まないためのリラックス方法

自分の子供を育てるのはとても楽しく、また幸せを感じることです。
しかし一方で初めて行う育児では、自分が描いていたプランとは全く違うことも起こります。

特に昔から完璧を求めるタイプの成績優秀な真面目な人ほど、育児が思うようにいかないことに思い悩む傾向があります。

そこで頭に入れておいてもらいたいのが、育児において「完璧」というのは存在しないということです。

仮にその時に最高と思われる教育や環境を与えたとしても、完全に思うように子供が成長してくれるという保障はどこにもありません。

手塩にかけて育てた子供が全く親の希望と異なる道に進むということもあるわけなので、あまり子育てについて何もかもをコントロールしようとは思わない方が、自分のためにも子供のためにもよいでしょう。

とはいえ子育てで子供と一対一でつききりになってしまっていると、どうしても自分を追い詰めたり閉塞感を感じたりしてしまうものです。
そんなときには適度にリラックスできるようにしていくことが大切になります。

リラックス方法としてはまず一旦子供と離れて、一人で好きなことをしてみるというのがおすすめです。

一人で楽しめる趣味があればそれを思い切りできるようにすればよいですし、今はそこまで特に打ち込めるものがないというなら散歩や温泉などでゆったりするのが良いでしょう。

育児をしていくときの基本的な考え方

育児をしていく時の考え方は常に正解があるわけでなく、時代とともに変化していきます。

例えば現在の赤ちゃんの親と、そのまた親の世代の子育て方法とでは考え方が異なってきますので、それがもとで対立になってしまうようなことがあります。

しかし自分の孫にあたる赤ちゃんや乳幼児に対して、自分の経験をもとにあれこれどアドバイスをしてくる人もたくさんいますので、そうした時には頭ごなしに否定をしたり、逆に意見に引きずられたりしないように、自分をしっかりもって話を聞いていきましょう。

ただし、昔はほとんど認知されていなかった食物アレルギーや発達障害のように、無知や思い込みで教育方法を変えようとしてくる時には、親として毅然とした態度でそれから子供を守る必要があります。

子育てに正解がない以上、自分のしていることがまた100%であるというわけでもありません。

大切なのは子供本人の意見や意思を尊重し、どういった環境で生育していくことが最も幸せであるかを考えてあげるということです。

幼い時期はとにかく子供に自信を植え付け、自己肯定感を持たせてあげるということが大切です。

夫婦で教育方針が異なるというのも子供にとって大きな混乱を招くことになりますので、せめて身近な父母の間では情報を共有していきましょう。