コールセンターのお仕事

コールセンターの主な仕事内容

コールセンターは電話応対を専門に行う仕事です。
電話受付は企業活動に欠かせないものですが、その種類によりコールセンター業務もいくつかの種類があります。

電話は「受ける仕事」と「かける仕事」がありますが、このうち電話を受けることを「インバウンド」、かけることを「アウトバウンド」として区別をしています。

コールセンター業務を専門に行っている派遣会社などでは、このインバウンドとアウトバウンドを区別して求人していることも多いので、用語として覚えておくとよいでしょう。

「インバウンド業務」としては、家電製品などの一般向け商品の消費者お問い合わせセンターなどがあります。

他にもインターネットなどの通信系でも、使い方を教えるためのコールセンターに勤務することがあるでしょう。

インバウンドでは客先から会社あてにかかってきた電話に対し、応答をしたり要望を受け付けたりということをします。

他にも通信販売会社が注文を受け付けるために、コールセンターに人員を配置するというのもよくあるケースです。

反対の「アウトバウンド業務」としては、営業予約や商品紹介があります。
営業を主に行う業種では、まず最初に電話でアポをとりつけそれから担当者が訪問をするという方法が取られますが、アウトバウンド業務ではその最初の予約作業をしていきます。

また珍しいものとして、電話を使ったアンケートや調査をする目的でコールセンターで人員を雇い、無作為な電話番号からデータを集めるということもあります。

コールセンターが主婦におすすめの理由

大企業ではそうした電話応対をまるごと別会社に依頼して、本社家屋とは全く異なる場所で受付をしているということがよくあります。

東京に本社がある企業がコールセンターを沖縄に配置しているというようなことも珍しくなく、中には海外で日本語を話せるスタッフが受けているというケースもあるのです。

そのため地方に住んでいる主婦が自宅の近くのコールセンターに通勤して、そこで業務を行うということもできます。

在宅で電話を受けるということはあまりありませんが、コールセンターの仕事は企業によりかなり様子が異なるので求人の条件をよく見てみると良いでしょう。

声だけで仕事をするので服装などに制限がなく、比較的長く続けやすいというところもメリットです。

自分の空き時間を利用して勤務ができ、都合により早く上がることもできやすいので、子育てをしながらでも続けやすい仕事と言えます。

ただし声だけの仕事は、言葉ひとつで相手の機嫌を損ねてしまうこともありますので、ある程度の慣れが必要です。

大手のコールセンター会社になると勤務前に研修を行い、スキルに応じて昇給があったりします。