交通費の節約

回数券・ICカードを買う

毎日の生活でかかる交通費は、ちょっとした工夫でかなりの金額を減らすことが可能です。
都心部に生活している人なら毎日の活動の足は公共交通機関になると思いますが、それらを利用するときにいちいち現金で支払っているとかなりの料金がかかります。

病院への通院や図書館などの公共施設の利用など、定期的に使用している施設があるなら、現金ではなく回数券を購入するのがおすすめです。

回数券は普通10枚綴になっており、まとめて購入することで1回分がおまけについてきます。
つまり回数券を購入するだけで10%の割引になるということですので、節約率としてはかなりのものと言えるでしょう。

通勤通学など毎日通う場所では定期券を購入していることと思いますが、案外月に数回くらいの利用頻度の距離の場所についてはそのまま支払っている人が大半です。

週に2~3回程度のパートやアルバイトでの移動なら、回数券を利用した方が圧倒的にお得です。

回数券はJRなら「普通回数乗車券」という名称で販売されており、通常の切符券売機で簡単に購入をすることができます。

注意をしておきたいのが、電車回数券は料金ではなく区間で購入することになっているということです。

普通、切符を購入するときには「160円区間」のように同じ料金で行ける区域になっていますが、回数券の場合はそうではなく「A駅~B駅」という区間で購入することになります。

バスや地下鉄などでは別の方式をとっていることもありますので、購入前にはそうした点もチェックしておいた方がよいでしょう。

また現金で切符を購入するよりも、ICカードを使用することで割引を受けることができます。

ICカードはSuicaやICOCAなどそれぞれの地域のものがありますが、基本的には交通系ICカードなら同じ割引率になります。

ICカードはクレジットカードから自動チャージができるようになっていたりと便利な機能もありますので、普段の買い物と合わせることで余計な無駄遣いを防ぐ効果もあります。

徒歩が可能な距離は歩く

交通費を節約するための基本中の基本として、「歩ける距離は歩く」ということもあります。

ダイエットや健康のためにあえてひとつ前の駅やバス停から歩くようにしているという人も多いと思いますが、実際に道順さえきちんと分かっていれば、公共交通機関を使用しなくてもかなりの距離を移動することが可能です。

徒歩で歩くことで近所の様子を新たに発見することもでき、そこから意外なお店を発見できるというメリットもあるでしょう。

普段の買い物やパートへの移動に1~2区間程度の距離を利用しているなら、徒歩もしくは自転車通勤にしてみることでかなりの節約になります。